アイ・ビー・テクノス株式会社

50th anniversary

Discussion

ソリューション事業部
事業部長

ソリューション事業部
事業部長

メンテナンスを中心に、それに伴う工事等さまざまな業務を担う事業部において、安全品質・売上管理・人材育成など事業部全体の管理を行っている。プライベートでは休日、昨年末に始めたゴルフを頑張っている。もともとスポーツ好きで、徐々に上達し、楽しくなっているそう。家族との買い物、ペットとの公園散歩に出かけることも。

ソリューション事業部
横浜営業所 在籍

ソリューション事業部
横浜営業所 在籍

これまで空調自動制御保守点検の部署で、責任者をサポートする仕事を担当。担当の物件も持つようになった現在は、お客様との対話が増え、より仕事に責任を感じている。休日は家で過ごすことが多かったが、今後はマラソンやゴルフにチャレンジしたいと考えている。

計装事業部
事業部長

計装事業部
事業部長

事業部の責任者として事業戦略の立案や管理をメインに、業績の成果、人材の管理、コンプライアンス問題やトラブルなど、業務で起こり得るすべてのことに責任をもって対処している。家族とのアウトドアレジャーが大きな楽しみだが、子どもの成長とともに回数が増え、最近は体のしんどさも感じている。

計装事業部
計装技術部 在籍

計装事業部
計装技術部 在籍

現場では作業員へどう指示をするか、その伝え方を意識。特に、危険予知作業で要点を絞った指示を出し、作業員が一日の作業を安全に終えられるよう心がけている。一日中サウナで汗を流し、“整う”ことにハマっている休日。妻とデイキャンプに行き、自然の中で料理をつくるのも楽しみ。

フィールドサービス事業部
事業部長

フィールドサービス事業部
事業部長

各種設備の現調や点検などを担う部門で、業務管理や環境づくりなどに従事。お客様のことを第一に考える営業・技術員であることを、全員に意識付けすることを大事にしている。休日は家族との時間を大切にしつつも、ゴルフやスポーツ鑑賞など、自分の趣味を楽しむことにも積極的。

フィールドサービス事業部
FS技術2部 在籍

フィールドサービス事業部
FS技術2部 在籍

工場において出荷前に中央監視設備の品質を試験する、現在の業務を担当して3年目。最近、その業務の責任者となり、いっそう忙しい日々に。現場には顧客や派遣会社の同年代の社員がおり、職場だけでなく休日にも親しく交流。いっしょに遊びへいくのが楽しみとか。

アイ・ビー・テクノスが、
50周年を迎えることが
できた理由とは?

フィールドサービス事業部 FS技術2部 在籍

自分たちが入社する前のことはあまり知らないのですが、少なくとも現在、東テクグループの一員であること、そして大手企業と連携した事業ができている点は会社の強みになっていると思うのですが。

計装事業部 事業部長

それは大きな要因の一つですね。確かな事業軸がある企業との、長年のパートナーシップが当社にはあり、事業の支えになってきたはずです。

計装事業部 計装技術部 在籍

計装工事は、ずっと必要とされてきた業種です。都市部ではビルの空調、特に最近では自動制御や中央監視などのニーズがあり、今後はさらに省エネ・省人化などもありますから、当社の仕事はこれからも求められるのではないかと思っています。必要とされることに応えてきたからこそ、50周年を迎えられたのではないでしょうか。

計装事業部 事業部長

我々は「人ができること、できないこと」という視点から「自動」という言葉を使って仕事に向かっていますが、社会が人口減少していく中で、これは必要不可欠な技術ですよね。

フィールドサービス事業部 事業部長

私は、時代から求められるより先に、お客様の業態を問わず、さまざまな計装業務にチャレンジしてきたこと。そして、いろいろなスキルを身につけてきたこと。それによって世の中のニーズに応えられる企業であり続けたからだと思っています。

ソリューション事業部 横浜営業所 在籍

他にはない省エネ技術や自社製品を開発したこと、あるいは一人ひとりの技術が高いことで、お客様からご支持をいただいていますよね。それが多くのご依頼につながり、つまり必要とされてきたから現在に至っているのではないかと自分も思います。

計装事業部 事業部長

そうですね、私も技術力に尽きるのかなと。そこは会社として自負しているところですよね。結局、技術力の高さからお客様に認められ、事業が継続し、自社製品の開発といった新しいことにも挑戦してきた。確たる技術力があることで、他にもいろんなことにチャレンジしてきた。そんな複合的な結果なのかな。

ソリューション事業部 事業部長

50年の道のりにおいて、計装の工事や保守・メンテナンスに特化し、メーカーの下請けとしてやってきた時代もあった中、一番大事にしてきたのはやはり技術力ですよね。企業理念にもある「基本に徹し」ということを守って技術力を高めていくと、自然に業界の中で目立つ存在になる。いろいろな会社から「一緒にやりませんか」と声がかかるようになり、会社として成長していった。
そして、それに満足せず自社製品を開発したり、事業の幅を拡げたり。失敗したことも確かにあるけれども、確固たる計装技術という基盤があったからこそ挑戦してこられたし、その中から成功したものが新たな基盤になる。そういった「守ること、攻めること」の両方をやり続けてきたことが、50周年につながったと思います。

いま会社に、どんな変化や成長、拡がりを感じているか?

ソリューション事業部 事業部長

いま、グローバル化を、すごく感じています。社員には外国人が増えましたし、お客様とのやり取りでも、英語の図面が増えました。先ほど言った、会社が新しいことにチャレンジする流れを感じています。そこに若手社員が挑戦できているという変化も感じています。

計装事業部 事業部長

私が赴任していたシンガポールだと、英語で朝礼をやらなきゃいけなかったんですよ、KY活動も(一同、感嘆)。いまの話に重複するかもしれないけれど、社会変化に伴って当社の事業も拡大してきた実感は非常にありますね。うちの事業部では、昨今いわれている「サステナビリティ」に注力していますし、半導体分野や製薬分野、そして総合的な省エネにつながる地域熱供給(DHC)などにも取り組んでいる。グローバル化でいえばデータセンター事業が拡大していて、この事業にしっかりと対応すべく、いま力を入れています。

計装事業部 計装技術部 在籍

そういったところで、アイ・ビー・テクノスの拡大につながると。

計装事業部 事業部長

そう、コア事業をちゃんと見定め、社会の流れに沿って進めていることが、当社の今後の事業拡大を非常に感じさせます。これが追い風になり社員も増員しているので、いまの成長を止めることなく、 技術継承していければと思っています。

フィールドサービス事業部 事業部長

50年の歩みでは、最初はメーカーの下請けといった立場から、やがて上のサブコン、そして現在はさらに上のゼネコンやビルのオーナーさんへと、お客様が拡大しましたよね。それにより工事が増えたことで、施工へ携われる人材が社内に増えた。だから、いま社会的には人員不足といわれていますが、当社は対応することができ、業績を非常に上げられている。客先の広さからこれからも成長が見込まれ、非常に楽しみにしています。

ソリューション事業部 事業部長

我々が入社した頃は、終身雇用が普通でしたし、みんなに転職といった概念が薄かったですよね。その意味で、いまの若手社員たちは二分化しているように思います。転職すべきか、会社をより見極めようとしている。ですから、それに対して私たち管理職や中堅社員たちは、もっと身を引き締めて頑張らなければいけないと思っています。いつまでも「おもしろい会社」だと言われるような会社をつくっていかなければいけない。そこに若手のみんなが乗ってきてくれたら、うれしいです。

仕事で感じる、楽しさ・やりがいは?働く環境は?

ソリューション事業部 横浜営業所 在籍

自分の仕事は保守・点検がメインなのですが、新入社員の頃にくらべて知識が増え、やってきたことの意義もだんだん理解できるようになり、仕事が楽しくなってきています。そして、自分が任された仕事を最後までやり遂げたときの、やりがいや達成感はすごく感じますね。

計装事業部 計装技術部 在籍

私も新入社員の頃に「点と点」だったことが、いろいろ経験し知識がたまるとともに、つながっていきました。そんなとき、仕事がおもしろいと思えました。また、自分が新しく得た知識を別の現場担当になったときに試したり、さらに新しいアイデアが出てきたりすると、本当にワクワクします。もし、うまくいかなかったとしても、その経験は成長の糧になるはずです。

フィールドサービス事業部 事業部長

仕事のやりがいは人それぞれですが、いま言ったように全てがつながると閃きや気づきがあって、そこから新しいことへと拡がっていく。すると、また違うやりがいも生まれてくる。そして、目標も違ったもの、より高いものへ挑んでいけるようになりますよね。それが、みんなのモチベーションになってくれたらと思います。

フィールドサービス事業部 FS技術2部 在籍

自分は2年目以降、出荷前の試験をする業務に携わっていますが、そこで1年目にやっていたメンテナンス作業の意味がわかり、仕事がおもしろくなりました。現在の業務は完璧なものを出荷して当たり前なので、褒められるようなことはあまりなく、少し寂しい思いをしています。一方で、出荷したものに不具合があれば、自分が現場担当者からお叱りを受けます。それだけに、客先での立ち会い検査において、業務後のアンケートでお客様に最高の評価をしていただいたときには、本当にうれしい。コメント欄に評価を記述してくださるお客様までいて、とてもやりがいになっています。

フィールドサービス事業部 事業部長

私は直属の上司なんですが、そういった良好な関係をお客様と築けているのは、本当にいいことだと思います。お客様アンケートでは、お褒めの評価だけでなく、改善を求められることもありますか。

フィールドサービス事業部 FS技術2部 在籍

あります。失敗してしまったときは、自分でも何となく気づいていて、アンケートを見て再認識しています。見当違いなことを書いてくるお客様は、そういません。アンケートだけでなく、直接お話もしていますので、お客様の考えは伝わってきています。

フィールドサービス事業部 事業部長

そうやって言ってくださるお客様って、なかなかいないもの。貴重な機会として前向きにとらえているようなので、これからも続けて糧にしていってほしいな。

ソリューション事業部 事業部長

フィールドサービス事業部でしっかりやってくれたら現場はラクだし、計画もスムーズに進む。普段、機会がないから、この場でありがとうと言いたい。何か不具合があれば、大きな工場の全工程に影響が出てしまう重要な仕事なので、ぜひこれからも高いモチベーションで頑張ってほしいです。

フィールドサービス事業部 事業部長

私は、いま現場に出ることがなく自分が作業をできない寂しさはありますが、会社の業績が好調なことだけでなく、若い社員たちがやりがいを感じて働いてくれているということを聞けてうれしい。若手が自信をもってやってくれているか、目標をもってやってくれているか、それを見ながら時にフォローをすることが私のやりがいになっています。

ソリューション事業部 事業部長

いま会社では力を入れて新入社員や中途社員を増やしていますが、彼らに声をかけて「楽しいです、おもしろいです」といった言葉が返ってきたときは、自分も仕事にやりがいを感じています。もっとそう言ってもらえる部署や会社にしなければと思っていますね。 あとは、管理職ではありますがお客様から「ちょっと力を貸してもらえないか」と言われることがあり、現場で作業をすることがあって、そんなときには技術者として認められているというか、それはもう個人の趣味かもしれないけれども、うれしさを感じてしまいますね。

計装事業部 事業部長

わかる!私も元技術者なので、同じく技術面で頼られることがあるとうれしい。そういえば、私のいる事業部は特に技術者集団なところがあり、私が入社した頃は現場に出ていた人が「個人商店」のようでした。つまり、一人で現場に入って、いろいろな業者に協力いただき、納品を完了する。いまもそういった集団をコアにした事業部なんですが、以前とくらべ確かな変化があります。集団を組織的なチームへ編成したところ技術検証が重要となり、コミュニケーションが増えました。これによって部署内の人間関係も深まっていった。組織の向上に取り組み、組織の進化を目の当たりにできることに、やりがいを感じています。

フィールドサービス事業部 事業部長

働く環境という視点ではどう?

ソリューション事業部 横浜営業所 在籍

部署のメンバーは皆フレンドリーで、趣味が合う人もいます。だから話がしやすく、働きやすい。自分でやってみて難しければ相談にのってくださる先輩もいて、頼りになる方なので何とかしてくれます。いい環境だと思っています。

計装事業部 事業部長

現場を終わらせて達成感って当然あると思うんだけれど、後日にそのお客様からまた指名でご依頼をいただけると、さらにうれしいしモチベーションが上がるよね。そういうことを経験してきた先輩たちがいると思うので、意識しながら技術継承などもしていってもらえたらと思います。

ソリューション事業部 事業部長

同感、そういったことを、ぜひ先輩たちは若手へ伝えてあげてほしいね。

計装事業部 計装技術部 在籍

いま自分には、相談できる兄貴分的な上司がいます。誰に聞いても突っぱねられることなく、自分の考えをぶつけていくことができます。

アイ・ビー・テクノスの未来像、そしてなりたい自分は?

ソリューション事業部 横浜営業所 在籍

数年後、きっと社員や仕事がさらに増えていると思いますが、自分はその中で人から何でも頼られるような人材となって、少しでも上司の負担を減らすことができていればと思っています。そしてアイ・ビー・テクノスには、誰もが知っている会社になっていて欲しいですね。

計装事業部 計装技術部 在籍

いま、持続可能性のために会社が重視している事業があり、それにより大きな規模の現場や物件が多くなって人手が足りなくなっているので、やはり会社としての規模も大きくなってほしい。そうすると、若手の技術力の底上げが必要だと思いますので、そこに会社として注力していけたらいいのかなと思っています。
個人的な夢としては、先ほど兄貴分のような上司がいると言いましたが、その人みたいに、むしろその人を超えるくらいの人材になりたい。他人から頼られ、自分の知識を惜しみなく後輩に伝えられる先輩になりたいです。

フィールドサービス事業部 FS技術2部 在籍

アイ・ビー・テクノスには、皆さんが言われていたように、これからも技術力のある会社であってほしいと思います。自分もいま現場で、お客様から「アイ・ビー・テクノスに任せておけば大丈夫だな」と言っていただいているので、会社の強みである「技術力」を、自分たちの代で終わりにしたくない。後輩にも継承していけるよう頑張りたいです。
自分の夢は、いま目指すべき上司がいますので、その上司のようになりたい。ずっと先を行かれている方なので、正直なところ追いつける気がしないのですが、いずれはと。100パーセント真似できないですし、可能な限り自分なりのアレンジをして、自分らしさも大切に、徐々にキャリアアップしていきたいと思っています。

ソリューション事業部 事業部長

アイ・ビー・テクノスは100年目も、技術者集団であると思いますね。私が入社して約 30年経ちますが、やっていることは変わっていない。それが評価されて、いつの間にか50周年に至ったという感じ。これからも技術者集団として頑張っていけば、より立派な会社になっていけるし、100年目もすぐではないかと思っています。
私はあと何年いるかわかりませんが、自分も技術者集団の一員として、やっていきたいと思っています。若手のように現場へ出られなくても、みんなの目標や良き先輩であるためには、自分も技術者でなければいけないのではないかと。まずは管理者であるべきでしょうが、いま目の前にいる若手3人にも技術者として抜かれたくない思いはあり、頑張りたいというのが個人として正直なところです。

計装事業部 事業部長

そうですね、本当にうちの会社って変わっていないと思うところがたくさんありますね。とにかく技術力を積み上げてきた。そこで未来を考えたときに、業務をアウトソーシングし始めて、技術力のない、名前だけが大きい会社にはなっていてほしくない。やっぱり技術力を積み上げ、事業を続けていてほしいです。
技術という言葉が漠然とし過ぎているのかもしれないけど、その時代ごとの技術をしっかりとキャッチアップすることが大事。当社は技術ありきの会社で、規範が重視されるあまり技術力を失うのなら、私はもう事業を縮小してもいいと思えるくらいです。とはいえ、やはり技術力の向上と業績の拡大を両立させ、社員とその家族、みんなが幸せになれるよう、組織の上に立つ人たちで率先して導いていかなければいけない。若手社員たちには、そこについてきてほしいな。

フィールドサービス事業部 事業部長

両事業部長が言ったように、技術力は根底にあると思います。現在、業績が順調に伸びていますが、数字に踊らされて技術を失っていくような会社にはなってほしくない。私はずっと点検サービスに携わってきましたが、お客様を第一に考え、ご意見などを取り込んで要望にお応えするには、 技術力がなければならい。そのためにも技術力は本当に大事にしていってほしい。
後輩がどんどん入ってくるので、若い3人はそれに負けないよう。そして、「いい先輩、頼られる先輩」になるためにも、成長していってください。若手が着実に成長していけば、きっと売り上げは下がることなく、これからも生き続ける会社でいられると思います。お客様第一と技術力、この2つを社員全員が心にもつ、そんな会社であり続けてほしいと思っています。

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